「あてがね」と言います。
当て金の中にも「坊主」や「への字」「鳥口」と言われるものなどいろんな形があり、その形によって呼び方も変わってきます。
この丸い坊主の上に銅板などを乗せて金鎚でたたいていく道具で、加工しようと思う形や大きさなどによってさまざまな当て金を使い分けます。
市販の既製品もありますが、種類が限られるため鍛冶屋さんに頼んで作ってもらうこともあります。
また、当て金を挿し込んでいる木台も鍛金の道具としてとても大事なもので、これに座って叩いていきます。
写真はたくさんの当て金を挿していますが、使用するときは1本のみで、いくつもの穴が開いているのは当て金に合わせて穴を掘っていくためこのようになります。