カテゴリ:工房の紹介



2015/11/29
今日、大阪から若いカップルが鍛金の体験に来てくれました。 それぞれが錫のぐい呑みと、彼の方は雪見大福専用のお皿を、彼女は雲の形をしたお皿を作るのに4時間余り、熱心に取り組んでくれました。 日常生活の中で使うものを自分たちの手で作ってみたいということで、鍛金の体験教室をいろいろと探しているうちに当方にたどり着いたとのこと。...

2015/10/18
「あてがね」と言います。 当て金の中にも「坊主」や「への字」「鳥口」と言われるものなどいろんな形があり、その形によって呼び方も変わってきます。 この丸い坊主の上に銅板などを乗せて金鎚でたたいていく道具で、加工しようと思う形や大きさなどによってさまざまな当て金を使い分けます。...

2015/10/12
鍛金にとって金槌はとても大事な道具です。 中でも一番よく使うのは銅板などを叩き絞って立体的な形を作る際に使う「延べ鎚」と言われる金槌で、「延べ鎚」の中にも用途に応じて長さの違うものが各種あります。 その次によく使うのが仕上げの時に使う「ならし鎚」でこれは「延べ鎚」で絞った際にできる鎚あとを均し、新たな槌目を付けるための金鎚です。...